PTA – 父母と教師の会

日本・「PTA(ピー・ティー・エー)父母と教師の会」について

2013/03/12 Tuesday 教育, 教育, 日常生活と法律

日本には、児童・生徒を色々な面で支援することを目的とした「PTA(ピー・ティー・エー)」という保護者と教師の会があります。
PTAは、各学校単位で組織し、保護者と教師が共に協力し、情報や意見を交換しながら、児童・生徒の教育環境をより良くするための支援をします。

外国人の保護者がPTAに加入するメリットの一つは、日本人や他の外国籍の保護者とのつながりができることです。このつながりのおかげで、講習や学生支援など教育に関する情報を得ることができたり、自分の子どもと他の児童・生徒との関係がより良くなったりします。また、親が積極的に学校生活に協力している姿を見ると、子どもは励まされます。

もし、現在PTAに加入していないなら、子どもが通っている学校の先生に相談をしてください。PTAは、子どもの学校生活に協力することができる、とても大切な手段です。
三重県PTA連合会の会長から、この組織に関する情報をいただきました。
[安藤 大作 三重県PTA連合会」

PTAは何をしますか。
「PTAは学校とか先生方、それから地域の方々と協力をして、力を合わせて、子ども達のために、例えば子育ての勉強会をしたり、学校のいろんな問題について話し合ったり、いじめとか、差別とか、そういうのを無くしていこうと、解決するために話し合ったり、学校の行事、運動会とか、文化祭、色々な行事を、一緒になって手伝ったり、または、子どもたちが通学する安心とか、車が危ないとか、そういうのをパトロールしたり、とにかく、子どもたちのために、親だけでなくて、学校と廻りの地域の人たちとが協力して、力を合わせていこうと、そういうところです。」

いつ集まりますか。
「PTAの役員を決めるのに、一年に一回春に集まって、役員になると、だいたい月に一回とか、二カ月に一回とか集まって、いろんなことを決めます。そこで決まったこと、例えば、パトロールとか、文化祭とか、運動会とかの手伝いとか、それから学校の先生と一緒になってクリーニングするとか、そういった活動は、年に四回とか五回とか集まります。」

会費はいりますか。
「会費は、子ども一人とか一家族当たりで、一年間に百円、二百円のところから、五百円ぐらいのところまで、その地区によって、地域によってバラバラですけど、だいたいそれぐらいの会費です。」
参加する義務がありますか。
「義務はありません。義務はありませんけれども、大勢のほとんどの人達が、もうほぼ皆が参加していますから、できるだけ参加してもらうことで、ネットワークもしっかりと作れて、いいと思います。」

参加すると、どんな良いことがありますか。
「まず、親同士のネットワーク、子育てに関するネットワーク、これがしっかり作れて、いろんな困っていることとかが、ネットワーク、情報が沢山入ってくることによって解決できる。それから、自分だけじゃなくて、ひとりじゃなくて、沢山の仲間がいるということを感じることが出来ると思います。それと、先生たちと話をする機会が沢山持てますから、学校のいろんな問題、さっき言いましたように、子ども達の友だちのこととか、いろんな問題について話し合うチャンスがあったり、あと、通学の安心・安全の事について『あそこをもう少しパトロールしてください』とか、学校の運動会とかの行事を『もっとこういう風にしたらどうか』とか、『学校にもう少しクーラーをつけたらどうか』とか、いろんなそういう設備のこととか、一緒になって、考えて話し合える機会が持てる、というところは良いところだと思います。」

外国人住民へのメッセージ
「私たちも外国人の方たちにもっと声を掛けて、『一緒に仲間、パートナーとしてやりましょう』ともっと声を出していかないといけないと思いますし、外国人の方も、もっとどんどん一緒になって、『一緒にやりましょう』と言っていただいて、子ども達のために、皆が一つになれたらいいなと思いますから、皆でやりましょう。」

花粉症について

2013/03/12 Tuesday 教育, 教育, 日常生活と法律

花粉が飛ぶピークは3月上旬で、このピークの前後10日から20日の間も花粉量がかなり多いので注意が必要です

花粉症について
花粉が飛ぶピーク時期は3月上旬で、このピークの前後10日から20日の間も花粉量がかなり多いので注意が必要です。

 1.花粉症とは?
花粉に体が過剰に反応して起きるアレルギー反応です。

2.どのような症状がでますか?
体が花粉を外に出すために「くしゃみ」が出たり、花粉を洗い流すために「鼻水」「涙」が出ます。また炎症を起こして、鼻づまりや眼のかゆみ等も出てきます。

3.花粉の飛ぶ時期は?
スギ、ヒノキなどの樹木の花粉は春が中心で、イネ科のカモガヤなどは初夏に、キク科のブタクサなどは真夏から秋口に飛散します。

4.症状が出たら?
鼻の症状には耳鼻咽喉科、眼の症状には眼科の受診をお勧めします。他に内科、小児科、アレルギー科でも診療が受けられます。

5.治療は?
薬物療法、減感作療法、手術療法等があります。医師に相談しましょう。適切な予防策や治療を行うことで、症状は軽減できます。花粉症の方は、花粉飛散開始前に早めに診察を受け対策しましょう。
6.日常生活で気をつけることは?

(1)花粉を吸わない、体につけないことが大事です。

・外出時にはマスクやめがねをつける。

・表面がすべすべした素材の衣服や帽子を着用する。

・外出後は衣服等についた花粉を落として、手洗いやうがいをする。

(2)十分な睡眠をとりましょう。

(3)規則正しい生活をしましょう

(4)バランスのとれた食事をしましょう

(5)お酒の飲みすぎに注意しましょう。

(6)タバコは控えましょう。

三重県の花粉の飛散状況

県内の花粉の飛散予報を掲載している民間のホームページをご紹介します。

「三重 花粉情報」